お付き合いを重ね「この人と結婚してもいいかな」と思い始めたとき、結婚を決める前にチェックしておきたいことがあります。
結婚は、恋愛とは違い生活を共にすることになります。
物事を決めるときの価値観だけでなく、金銭感覚についても知っておきたいものです。
今回は「この人と結婚してもいいかな」と思ったら、チェックしておきたい2つのことについてお話しします。
・食の習慣で結婚後の生活が見える
結婚生活が長く続いている夫婦の共通点として「食の習慣」が似ていることがあげられるのではないでしょうか。
よく「夫婦は食の好みが似ている」と言われますが、食の好みと食の習慣とは若干違いがあります。
例えば「洋食よりも和食が好き」という夫婦は、食の好みが似ている夫婦です。
食の好みが似ていれば、外食をするときだけでなく、日頃の味付けやメニューも考えやすくなります。
しかし、最近はスーパーでもたくさんの種類のお総菜が販売されています。
結婚後の働き続ける女性が増えている中で、毎日の食卓にスーパーのお総菜が並ぶ機会も多くなるのではないでしょうか。
多少、食の好みに違いがあったとしても、市販のお総菜を買ってくるだけならば、たいして手間はかかりません。
一方、食の習慣が違う夫婦は手間がかかります。
食の習慣とは「食事は無添加の食材しか使わない」や「市販のお総菜は食べない」など、「食へのこだわり」とも言い換えられるかもしれません。
食の習慣が違う人と一緒に暮らし始めると、自分は気にしなかったことにも注意を払う必要が出てくるのです。
新婚期間は、相手に合わせて手間と時間をかけて食事の支度をすることが楽しみになるかもしれませんが、長い結婚生活になると小さなストレスが積もり積もってしまう可能性も考えられます。
結婚を考えたら相手の「食の習慣」をチェックし、自分とさほど違いがないかを考えてみるといいでしょう。
・デートでのお金の使い方で金銭感覚がわかる
一昔前のデートは、男性が費用を負担することが当たり前でした。
しかし最近は、デート費用は割り勘が主流になってきているようです。
女性の社会進出が著しくなっているため、収入に男女差がなくなってきたことも一つの原因かもしれません。
しかし、「男性もお金にシビアになってきた」と考えることもできるのです。
結婚生活とお金は切っても切り離せません。
結婚を考えたら、相手の金銭感覚についてはしっかりと把握しておきましょう。
金銭感覚を知る方法は、デートのときのお金の使い方をみているとわかりやすいでしょう。
「お金を使う人」は、迷わずに欲しいものがあれば買う傾向があります。
喉が乾いたら、自動販売機を探して飲み物を購入します。
しかし「お金を使わない人」は、品定めはするのですが結局買わないで終わることが多いのです。
旅行先で「おみやげ店を何件も回って、結局小さなおみやげを一つだけ買っていた」ならば、もしかしたら「お金を使わない人」なのかもしれません。
結婚を考える相手ならば「お金を使う人」よりは「お金を使わない人」のほうがいいのではないかと思うかもしれません。
しかし、お金を使わない人は結婚相手にもお金を使わせない可能性があります。
生活するにはお金が必要です。
子どもが生まれたら、さらに自由に使えるお金が必要になります。
つまり「お金を使わない人」が結婚相手に適しているとは言い切れないのです。
チェックすべきポイントは、「どこにお金を使ってるか」です。
炎天下の中歩き回り、のどがカラカラなのに「自動販売機は高いから、もっと安く買える店を探そう」というような人とは、生活が大変かもしれません。
必要な時に必要なお金を使える人かをチェックしてみることが大切なのです。
結婚をしてから相手の価値観や性格をなおすことは、とても難しいことであり、お互いに大きなストレスになります。
結婚薄する前に、相手のことを深くして多くことで、結婚後の生活をより具体的にイメージすることができます。
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