「この人と結婚しようかな」と思ったら、相手のことをもっと知りたくなるものです。
とはいっても、あれこれ質問をしてしまうと「結婚を意識しすぎている」と思われてしまうかもしれません。
そんなときには、手料理を作って食べさせてあげましょう。
手料理を食べたときの相手の反応をみるだけでも、今まで気がつかなかった相手のことをより深く知ることができる可能性があります。
今回は、手料理を作ってあげるだけでわかる「幸せな結婚に必要な3つのこと」についてお話しします。
手料理の感想を聞けば「イメージしている結婚生活」がわかる
多くの女性が、理想の結婚生活をイメージしているのと同じように、男性も理想の結婚生活をイメージしています。
理想と現実には多少のギャップがあって当たり前ですが、あまりにもギャップが大きいと問題です。
相手の理想としている結婚生活がどの程度のものなのかを知っておくことも、幸せな結婚生活を送るためには必要なことかもしれません。
相手の理想の結婚生活を知るためには、手料理を食べさせてみましょう。
手料理を食べさせるときには、テーブルセッティングも行います。
このときは背伸びをせず、結婚後も続けられる程度の手料理とセッティングを行うことが大切です。
手料理を食べた感想が「満足している」だったならば、理想と現実にギャップはなく、問題ないと考えることができます。
しかし、「味付けがイマイチ」だったり「これは箸ではなくナイフとフォークで食べるものだよ」といったダメ出しが多いようならば、相手の理想が高いのかもしれません。
結婚生活は、一時的に頑張ればいいものではありません。
自分が疲れずに生活を続けていかれるかを見極めるためにも、相手の結婚理想像を知っておくことは大切なことなのです。
手料理を作ってあげれば家族関係がわかる
結婚は、夫婦だけの問題でなく双方の家族も巻き込む話です。
そのため、結婚相手が自分の家族についてどう思っているのかを知っておくことは、円満な結婚生活を送るためには必要なことでしょう。
「相手が自分の家族のことをどう思っているのか」「相手の家族はどんな人たちなのか」を知るためには、直接会ってみれば早いのですが、なかなか結婚が決定する前に家族と会うのは気が重いものです。
そんなときには、手料理で相手をもてなしてみましょう。
手料理についての感想を聞くことで、相手が家族をどう思っているのかがわかります。
例えば、手料理でコロッケを作ったとき「僕の母が作るコロッケは、ホックりしておいしいよ」と言ったのならば、とても家族への思いが強い人だとわかります。
一方「コロッケは作るものでなくて買ってくるものかと思ってたよ」と言えば、家庭的な雰囲気はあまり感じられないかもしれません。
どちらの感想がいいのか悪いのか、正解はありません。
感想を聞いた本人が、感想を聞いたとき不愉快に思えば「自分とは合わない家族観」を持っている可能性があり、良い感情を抱けば問題ないのではないでしょうか。
手料理でもてなすことで「相手の結婚の覚悟」を知ることができる
手料理でもてなすということは、女性にとって大きなエネルギーと決断が必要なことです。
また、それを受け入れる男性側にもそれ相当な覚悟が必要になります。
「手料理を食べてほしい」と言ったとき、戸惑うしぐさをみせたのならば、まだ結婚に踏み切れない戸惑いがあるのかもしれません。
逆に「手料理でもてなす」と言ったとき、喜んでくれたとしたら、相手は「結婚を意識している」可能性があります。
手料理には、愛情だけでなく自分のすべてをわかられる要素が詰め込まれているのです。
セッティングや使っている食器をみれば、ある程度「お育ち」がわかるかもしれません。
メニューをみれば、料理の腕がわかるかもしれません。
「手料理でもてなす」ということは、相手に自分のすべてを見せることでもあるのです。
手料理のもてなしを受けるか受けないかは、相手が自分のすべてを受け止めるだけの覚悟を持っているのかを見極めるための一つの手段になるのではないでしょうか。
結婚を考えている相手に、手料理を食べてもらうことはうれしい反面、とても緊張することです。
味や見た目が多少悪くても、喜んで食べてくれる相手ならば、幸せな結婚ができる相手なのではないでしょうか。